シロアリ被害の家って、どれくらい値段が下がるの?
「この家、気に入ったんだけど…シロアリ被害があるって言われたらどうする?」
「売りたいけど、シロアリ被害があると値段がガクッと下がるのかな?」
中古住宅の購入や売却を考えている人にとって、シロアリ被害の有無は大きな判断材料です。
でも実際のところ、どれくらい価格に影響するのか、はっきりした数字を知っている人は少ないのではないでしょうか。
この記事では、
- シロアリ被害がある家の価格下落幅の目安
- 修繕済みか未修繕かでの違い
- 他の要因(築年数・立地・リフォーム歴)との比較
- 「納得ライン」を決めるための考え方
を、できるだけわかりやすく解説します。
最後には「売却を検討している人向けの選択肢」も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
シロアリ被害が価格に与える影響(一般的な下落幅の目安)
価格下落の目安
シロアリ被害がある家は、一般的に10〜30%程度の価格下落が目安とされています。
ただし、これはあくまで「平均的な目安」であり、被害の程度や修繕状況によって大きく変わります。
| 被害の程度 | 下落幅の目安 | 状況の例 |
|---|---|---|
| 軽度(部分的な柱や床下) | 5〜10% | 早期発見・修繕可能 |
| 中度(複数箇所に被害) | 15〜20% | 修繕費用が数百万円規模 |
| 重度(構造全体に影響) | 30%以上 | 建替えレベルの被害 |
👉 つまり「シロアリ被害=即アウト」ではなく、被害の範囲と修繕可能性によって評価が変わるのです。
なぜここまで価格が下がるのか?
- 構造材が食われていると、耐震性や安全性に不安が残る
- 修繕費用が高額になる可能性がある
- 買主が心理的に敬遠しやすい(「見えない不安」)
実際に不動産査定では、シロアリ被害があると「瑕疵物件」として扱われることもあり、査定額が大きく下がる傾向があります。
修繕済みか未修繕かでの違い
修繕済みの場合
- シロアリ駆除済み証明書や保証書があると安心材料になる
- 修繕費用が売主側で負担されているため、買主は安心して購入できる
- 下落幅は5〜10%程度に収まるケースが多い
さらに、保証期間が残っている場合は「万が一再発しても対応してもらえる」という安心感があり、価格への影響は最小限に抑えられます。
未修繕の場合
- 買主が修繕費用を負担する必要がある
- 「本当に直せるのか?」という不安が残る
- 下落幅は20〜30%以上になることも
特に、床下や構造材にまで被害が及んでいる場合は、修繕費用が数百万円単位になることもあり、買主が購入をためらう要因になります。
👉 ポイントは「修繕証明があるかどうか」。
証明書があるだけで、買主の心理的ハードルは大きく下がります。
他の要因(築年数、立地、リフォーム歴)との比較
「シロアリ被害」だけが価格を下げる要因ではありません。
実は、築年数や立地条件の方が価格に与える影響が大きいケースも多いのです。
| 要因 | 価格への影響度 | コメント |
|---|---|---|
| 築年数(築30年以上) | -20〜40% | 老朽化による価値下落 |
| 立地(駅徒歩20分以上) | -10〜30% | 需要の低下 |
| リフォーム歴(未実施) | -10〜20% | 修繕費用を買主が負担 |
| シロアリ被害 | -10〜30% | 修繕済みなら影響は軽減 |
👉 つまり「シロアリ被害があるから絶対に売れない」というわけではなく、他の条件と合わせて総合的に判断することが大切です。
補足:シロアリ被害と築年数の関係
築年数が古い家ほど、シロアリ被害のリスクは高まります。
特に昭和期に建てられた木造住宅は、床下の防湿処理が不十分なケースも多く、シロアリが好む環境になっていることがあります。
「納得ライン」を決めるための考え方
では、どうやって「自分の納得ライン」を決めればいいのでしょうか?
ステップ① 相場比較
まずは、同じエリア・築年数・間取りの家の相場を調べましょう。
不動産ポータルサイト(SUUMO、HOME’Sなど)で検索すれば、ある程度の価格帯が見えてきます。
そこから「シロアリ被害分」を差し引いて考えるのが基本です。
例:
- 相場:2,500万円
- シロアリ被害(中度):-20% → 2,000万円
- 修繕済みなら:-10% → 2,250万円
ステップ② 修繕費用を見積もる
| 修繕項目 | 費用目安 |
|---|---|
| シロアリ駆除 | 10〜30万円 |
| 床下補修 | 50〜150万円 |
| 構造補強 | 200万円以上 |
👉 修繕費用を差し引いた価格が「妥当かどうか」を判断基準に。
ステップ③ リスク許容度を考える
- 「多少のリスクを取って安く買いたい」
- 「安心を優先して修繕済みを選びたい」
👉 自分の価値観によって「納得ライン」は変わります。
補足:専門家の意見を取り入れる
建築士やホームインスペクターに調査を依頼することで、被害の程度や修繕の可否を客観的に判断できます。
費用は5〜10万円程度ですが、安心材料としては十分価値があります。
まとめ:シロアリ被害があっても必ずしも購入NGではない
- シロアリ被害の下落幅は10〜30%が目安
- 修繕済みなら影響は小さく、未修繕なら大きく下がる
- 築年数や立地など、他の要因の方が影響する場合もある
- 「相場比較+修繕費用+リスク許容度」で自分の納得ラインを決めることが大切
👉 価格だけでなく、「安心して住めるかどうか」も重要な判断軸です。
行動のヒント:売却を考えている方へ
シロアリ被害がある家は、一般的な不動産会社では「取り扱いNG」とされることもあります。
そんなときに頼りになるのが、訳アリ不動産買取専門店です。
例えば、訳あり物件の専門店【ラクウル】は事故物件やシロアリ被害のある家など、通常の不動産会社では扱いにくい物件も積極的に買い取ってくれる専門店です。


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